毎日使う羽毛布団、これから寒くなってくるとお布団から出られない!そんな人は多いのではないでしょうか?
私たちをふんわりと包み込んでくれる羽毛布団は、清潔で心地いいものであってほしいものですよね。
そんな羽毛布団の寿命や処分方法、長く使うためのお手入れ方法などをご紹介していきます。
羽毛布団の寿命と処分方法
【羽毛布団の寿命】
一般的に羽毛布団の寿命は10年~15年と言われています。
しかし、使い方やお手入れ方法によって耐用年数が変わるため、丁寧に使用すれば20年以上持つこともあります。
「そろそろ寿命かな?」と感じる目安は以下のような例が挙げられます。
- ふっくら感が減ってきた
- 羽毛布団の温かさがなくなってきた
- 羽毛が飛び出してくる
このような状態になってきたら買い替え時と言えるでしょう。
【羽毛布団の処分方法】
羽毛布団の処分方法はいくつかあるのでご紹介していきます。
① 粗大ごみとして出す
各自治体のごみ回収による処分方法があり、不要な布団は粗大ごみとして出すことができます。
粗大ごみは、ごみの大きさや重さに応じた代金を支払うのが一般的です。
引き取り手数料数百円程度の自治体が多いですが、自治体によって料金や細かなルールが異なります。
自治体によっては、可燃ごみとして処分できる場合もあるので、必ずお住いの地域のホームページなどをご確認のうえ処分してください。
② 不用品回収業者に依頼する
こちらも有料ではありますが、手っ取り早くいらないものを処分したい!という方には、一度にたくさん処分してくれる不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
早く処分をしたい時や回収してほしい日を選べるため、お手軽に不用品を処分することができます。
③ 販売店の下取り・回収サービスを利用する
羽毛布団の小売店やメーカーなどは、引き取りサービスを行っている場合があります。
処分費用がかからないので、買い替えと処分を同時にしたいという時に便利です。
店舗によっては有料で引き取りというところもあるので、事前に調べることが必要です。
④ 引っ越し業者に依頼する
引っ越しの際にしかできませんが、引っ越し業者の中には無料で不用品を回収してくれるところもあります。
自分がお願いしたい引っ越し業者が布団の回収をしてくれるか事前に確認しましょう。
羽毛布団のお手入れ方法
羽毛布団をできるだけ長く使うには、適切なお手入れ方法があります。
おすすめのお手入れ方法3つご紹介していきます。
1、布団カバーをつける
布団カバーをつけることで直接触れることがなくなり、汚れや擦り切れなどのダメージから羽毛布団を守ることができます。
2、天日干しをする
羽毛布団の状態をよく保つためには、こまめに湿気を抜いてあげることが不可欠です。
天日干しすることによって、カビやダニ対策に効果的と言えます。
ただし、長時間紫外線に当てると布団の側生地が傷む可能性があるため、天気のいい日の日中に片面1時間ずつを目安に干しましょう。
月に1~2回の天日干しで十分に湿気を取ることができます。
3、クリーニングに出す
普段のお手入れでも完全に汚れやダニを取り除くのは難しいので、そんな時はクリーニングに出しましょう。
自分で洗濯するとどうしても羽毛布団の綿が偏ったり縮んだりということがあるので、不安な方はクリーニングに任せることをおすすめします。
羽毛布団の洗い方
羽毛布団は水鳥の羽が入っており、側生地は綿やポリエステルなどでできています。
そのため洗濯することは可能ですが、素材によって異なるので洗濯できるかどうか必ず洗濯表示を確認しましょう。
目立つ汚れがある場合は、汚れている部分に洗濯洗剤の原液をつけてスポンジで優しくたたきます。
洗濯機に入れる時は毛布用の洗濯ネットに入れ、「毛布コース」がある場合は設定してから洗濯しましょう。
脱水が終わったらすぐに風通しのいい日陰に干します。
物干し竿2本をまたぐように干すと、早く乾かすことができます。
少し乾いてきたら、偏っている羽毛を手でほぐして、全体の形を整えるとより良いでしょう。
※柔軟剤を使用してしまうと本来羽毛の持つ撥水力を低下させてしまうため、羽毛布団を洗濯する際は洗剤のみにし、柔軟剤はカバーやシーツにご利用ください。
羽毛布団の洗濯頻度は?
布団カバーやシーツは直接肌が触れる分汚れやすいので週1回程度が洗濯の目安ですが、羽毛布団は違います。
何度も洗ってしまうと羽毛の油脂分を必要以上に取り除いてしまい、保湿性や吸水性を損ねてしまう可能性があります。
なので羽毛布団の洗濯頻度は3年~5年に1回程度でOKです。
汚れが気になる方は3年に1回ぐらいが良いでしょう。
クリーニングに出すべき?
羽毛布団を家庭の洗濯機やコインランドリーで洗濯するのは可能ですが注意が必要です。
洗い方を間違えると羽毛を傷めたり、羽毛から必要以上に油脂を取ったりして、耐久性に悪影響を与えてしまうことがあるからです。
ダメージを最小限に抑えて布団を丸洗いできるクリーニングのプロにお任せした方が確実です。
また、皮脂汚れやダニなどは普段のお手入れだけで取り除くのは難しいので、クリーニングに出すことをおすすめします。
まとめ
今回は羽毛布団の処分方法やお手入れ方法、洗濯の仕方などをお伝えしてきました。
「羽毛布団は長時間紫外線当てるとダメなのか」
「柔軟剤を入れない方がいいなんて知らなかった」
「羽毛布団の洗濯はそんなに頻繁にしなくても良かったのね」
など、知っていたようで知らなかったことも多いのではないでしょうか?
羽毛布団を長持ちさせるために大事なのは、
■ 布団を傷つけないようにカバーをつける!
■ 定期的に天日干しをして湿気を取り除く!
■ 自分で洗濯する時は洗い方・干し方に注意しよう!
■ 落としきれない汚れやダニなどはクリーニングのプロに任せよう!
ということです。
毎日使うものだからこそ、清潔で心地よいお布団であってほしいものですよね。
これらのご紹介した方法で定期的にお布団をキレイにしていきましょう。
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