当サイトはプロモーションを含みます

畳の黒カビの落とし方をご案内!カビの原因や見分け方とは?畳の掃除方法とカビ予防はどうすればいい?

掃除

日本人にとって畳はなじみがあり、「畳に寝転がるのが好き」という人も多いはず。

しかし、梅雨の時期は知らない間に黒カビがポツポツと生えていた…なんてこともありますよね。

そこで今回は、畳の黒カビの落とし方や掃除方法についてご紹介していきます。

畳の黒カビの落とし方

畳の黒カビにはエタノールがおすすめです。

【一般的な黒カビの場合はエタノールを】
広範囲のカビの場合は、濃度70~80%の消毒用エタノールが効果的です。
1.エタノール液をスプレーに入れ、高い位置から吹きかけます。
2.ブラシで畳の目に沿ってやさしく擦ります。
3.あとは乾拭きすれば完了です。

【どうしても落ちない場合は部分的に重曹ペーストを】
エタノールでも落ちない頑固なカビの時は、重曹ペーストが効果的です。
1.重曹と酸素系漂白剤を1:1の割合で混ぜ、少量の水を加えて重曹ペーストを作ります。
2.特にカビ汚れがひどい部分に綿棒などで重曹ペーストを塗り、5分程度置きます。
3.水拭き・乾拭きでキレイに拭き取れば完了です。

※重曹は畳を変色させてしまう可能性もあるので、重曹を使う際は『短時間でカビの部分だけ』にしましょう。

カビの原因と見分け方

そもそも畳のカビの原因は何なのでしょうか?

畳のカビは湿度・温度・汚れ(養分)の3条件が揃うと発生しやすくなると言われています。

湿度が75%以上、気温が20℃~30℃の状態が長期間保たれるとカビが発生しやすくなります。

そのため梅雨の時期や台風シーズンなどはよりカビが発生しやすいのです。

【カビの原因パターン】
カビの原因① 湿度・温度が高く、換気が不十分
⇒梅雨の時期や台風シーズンなど湿度・温度が高い時期はカビが生えやすいうえに、日当たりや風通しが悪いと菌が増殖しカビの発生へとつながります。

カビの原因② 布団を敷いたままにしている
⇒人は寝ている間にコップ1杯分もの汗をかいていると言われています。
その湿気が長い間畳に滞留しているとカビへとつながります。

カビの原因③ 汚れが溜まっている
⇒カビは湿度・温度の他に皮脂汚れやホコリなどをエサにして増殖していきます。
目に見えない汚れが畳に落ちているのでこまめな掃除が必要となります。

カビの原因④ 新しい畳である
⇒畳の原料である『い草』は、新しいものほど湿気の吸収率がよく効果を発揮するのでカビが生えやすいです。
新築の和室は特に風通しを良くすることを心がけると良いでしょう。

【カビの見分け方】
カビと言ってもすべてが同じというわけではなく、主に3種類に分けられます。
①緑のカビ⇒ツチアオカビと呼ばれる、パンやお餅などに生える身近なカビで比較的簡単に落とせます。
②白のカビ⇒緑のカビの仲間でふわふわとした白いカビです。こちらも比較的簡単に落とせます。
③黒のカビ⇒洗面台やお風呂場、窓際など水回りに生えやすいのが黒カビです。黒カビはアレルギーの原因にもなるので早期に対処することが必要です。

畳の掃除方法

畳の掃除において一番重要なことは『畳の目に沿って掃く』ということです。

目に逆らってしまうと汚れが隙間に入ってしまいキレイに搔きだせないからです。

【いつもの掃除では…】
掃除機またはほうきで畳の目に沿って丁寧に掃き掃除をしていきます。

掃除機やほうきで大まかな汚れが取れたら固く絞った雑巾で水拭き・乾拭きをすれば完了です。

【汚れがひどい時は…】
掃除機やほうきで掃き掃除をした後、クエン酸水(バケツ1杯の水にクエン酸小さじ1杯)で固く絞った雑巾で拭き掃除をするとキレイにできます。

その後乾拭きをすれば完了です。

クエン酸は畳を変色させる心配もなく、カビやダニを予防する効果があるのでおすすめです。

畳掃除に使える洗剤

畳は水分と相性が悪いため基本的には水拭き・乾拭きで十分なのですが、皮脂汚れや食べこぼしでベタベタする場合は洗剤を上手に活用することが大事です。
エタノール
エタノールは殺菌・除菌効果がありカビ取りにも向いています。
クエン酸お酢
クエン酸やお酢には抗菌効果があるのでカビの発生を予防することができます。
マイペット
メーカーが推奨しているので畳にも使える洗剤です。雑巾を水で薄めたマイペット液につけ、固く絞って水拭きします。
皮脂汚れやベタベタ汚れも取れるのでおすすめです。

※重曹はどうしても落ちないカビ取りの際には効果的ですが、変色の恐れがあるため普段のお掃除には向いていません。
重曹を使う時は変色しないことを試してからカビの部分だけに使うよう注意が必要です。

掃除頻度は?

普段和室の部屋を使っていないと掃除を後回しにしがちですが、週に1回は畳の掃き掃除をした方が◎。
特に湿度が高い今の時期は、晴れた日に換気をし風通しを良くすることが大切です。
水拭きは頻繁にする必要はありませんが、せめて掃除機やほうきで掃いた後、ドライクイックルワイパーなどでサッと乾拭きしておきましょう。

畳のカビ予防法

畳を清潔に長持ちさせるためにもカビを予防することが大切です。

◆こまめに掃除・換気をする
何といってもカビが好む湿度・温度・汚れを放置しないことが1番大事です。
天気のいい日に定期的に換気をし、掃除をこまめにしてホコリを溜めないようにしましょう。

◆クエン酸やお酢でカビ予防
クエン酸やお酢でカビを予防することができるので、1か月に1回はクエン酸を使ったお掃除方法がおすすめです。

◆畳の部屋で部屋干しをしない
畳の部屋で湿気は厳禁です。
部屋干しをする際は洋室で干しましょう。

◆カビ防止スプレーをする
掃除の後に市販で売っているカビ防止スプレーをしておくのも効果的です。

まとめ

畳は和室に欠かせないアイテムですがとてもデリケートな素材です。

■畳の目に沿って掃く
■ゴシゴシ擦り過ぎない
■水拭きした後は必ず乾拭きをする
■使える洗剤と注意すべき洗剤があるので見極めて使う

などポイントがいくつかあるので注意しながら掃除しましょう。

もし黒カビを見つけたら早急にカビ取りをした方が良いです。
こまめに掃除をし、カビが生えにくい環境づくりをしていきたいものですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました